乳がん Q & A

各質問をクリックすると詳細を表示します。

Q1 マンモグラフィは痛いの?

撮影する放射線技師さんの技術的な要素が多く、上手な技師さんであれば殆ど痛くありません。いい技師さんのいる施設ををお捜し下さい。また、生理直前の時期が一番強く痛みを感じますので出来れば生理が終わる頃かその後辺りの時期の方が痛みを軽減できます。

撮影予定日を調節できる場合はその時期に合わせた方がずっと楽に検査できます。

Q2 撮影を繰り返すと被爆の心配はありませんか?

1回のマンモグラフィ撮影で(両側2方向 計4枚撮影)3ミリシーベルトという単位の被爆です。これは飛行機でアメリカに行く場合の高空での自然放射線を浴びた量に近いもので言い換えれば客室乗務員は毎日のようにマンモグラフィを撮っているようなものですが問題になったことは聞いたことがありません。

通常の胸部X-P写真よりさらに少ない量ですので全く心配いりません。

むしろ被曝を気にしてマンモグラフィを撮らないことの方が問題だと思われます。

Q3 市検診は2年にに一度ですが検査の間隔はそれでいいのでしょうか?

確かに市検診は(クーポン券は別ですが)2年に一度しか受けられません。

しかし、これはあくまでも自治体の決まりであって専門家からのアドバイスとしては毎年行うことをお勧めします。これは乳がんの進行速度からみた場合、その方が万一乳がんができた場合に早期癌で見つかる可能性が高いためです。特に小さな乳がんの発見には超音波検査も欠かせません。

従いまして毎年マンモグラフィと超音波検査をセットで検査することが一番安全なやり方だと思います。

Q4 何歳頃から乳がん検診を始め、何歳頃まで受ければよいのでしょうか? 

早くて30歳、遅くても35歳位から検診は受け始めるのがいいと思われます。

また、乳がんはいくつになってもかかる病気ですからいつでも受けるべきですが普通は65歳までは毎年、それ以上の高齢者は2年に一度ぐらいが適切ではないかと考えています。

Q5 乳がん検診は費用がどの位かかるものですか?

検診とは自覚症状もなく他の施設での検査でも異常のない方が念のためにチェックする検査のことです。従って検査でやはり異常がなかった場合は検診となり、保険は使用できませんので実費となります。

この場合は価格が病院ごとに一定ではなくまちまちになります。普通1万から2万円の場合が多いようです。 

万一、検査中に異常が見つかったり、最初から自覚症状がある場合には保険適用となり窓口だけの支払いで済み自己負担が安くなります。初診料、マンモグラフィ、超音波だけの場合ですと4千円未満で可能です。

Q7 セカンドオピニオンとはどんな相談の時に予約すればいいのですか?
  1. 他の病院での検査結果をもう一度別の専門医に確かめてみたい。
  2. 精密検査として他に方法やそれが得意な病院や医師の紹介
  3. 治療法としてどういう手術方法が適切なのか
  4. 術前治療、術後補助療法としてどの組合せでどんな手順で行うべきか?
  5. その場合どの病院や医師にお願いすべきか?
  6. 予後の見通しは?

などいろいろな内容が考えられます。全てを網羅することはいくら時間があっても足りません。論点を絞ってご相談して下さい。

因みに当クリニックでのセカンドオピニオンは30分~60分の時間で行い、時間によって費用を設定しております。

Q8 乳癌の検査はどのような順序で進めていくのでしょうか?

まず、視・触診、マンモグラフィ検査、超音波(エコー)検査の3つが基本です。

所見が見つかれば病理検査、MRI等に進んで行きます。また、分泌物の場合はまた違う流れで検査を進めて行きます。下記のフローチャートの図でご覧下さい。

乳腺疾患診断の フローチャート
乳腺疾患診断の フローチャート

Q9 乳癌の治療はどんな種類があり、どの順番で行うのでしょうか?

発見された時期での病期の程度により流れが変わります。これもフローチャートで図示していますのでご覧下さい。

乳癌の治療のフローチャート
乳腺疾患診断の フローチャート

Q10 乳癌の予後を予測する指標があると聞きましたがどのようなものでしょうか?

2年に1回スイスのザンクトガレンで開催される乳癌の会議で決められるもので3段階のグループに分けられます。また、ホルモン受容体、HER2遺伝子の過剰発現、Ki-67等の遺伝子測定により、その組合せで予後を判定したり、治療薬を選択 する技術の基になる intrinsic subtype の分類も用いられています。

乳癌 intrinsic subtype の基準(クリックで拡大します)
乳腺疾患診断の フローチャート

Q11 乳癌の組織はたくさんあるようですがそれを説明して下さい。

組織学的には19種類ありますが硬癌、充実性腺管癌、乳頭腺管癌の浸潤癌が特に多く、続いて非浸潤性乳管癌(DCIS)、特殊型では粘液癌、浸潤性小葉癌などがそれに続きます。

詳しくは、「乳がんの基礎知識 乳がんの現状 乳がんの種類(組織上の分類)」をご参照ください。

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